1.体調チェック
麻酔科専門医がいくつかの問診を行い、体調などを確認します。もし不安や疑問があれば、遠慮せずに事前にご質問ください。
静脈内鎮静法
Intravenous sedationスマイル矯正歯科では、患者様のご要望に最大限配慮した治療を提供しています。歯の問題だけでなく、歯科治療に対する心理的な不安や恐れにも配慮しています。例えば、静脈内鎮静法(セデーション)を導入しており、治療中の不快感や特有の音に対してリラックスできるよう心がけています。治療が近く、振動や頭に伝わりやすいと感じる方も多く、特にインプラント治療では恐れを抱く患者様もいます。そのような不安をできる限り軽減し、お口の健康を回復するのが私たちのモットーです。
麻酔の効果で、ウトウトした心地の良い状態をつくります
静脈内鎮静法(セデーション)は、鎮静剤を静脈に投与して意識を落とす方法です。治療中は、専門の麻酔科医が全身の状態を監視し、意識レベルを調整します。セデーションでは呼びかければ応答できる程度の意識が残り、治療中の緊張が和らぎ、リラックスした状態で治療を受けることができます。また、健忘効果があるため、治療後の記憶が薄れ、時間が短く感じることが多いです。
静脈内鎮静法(セデーション)は非常に安全性が高く、歯科治療や内視鏡検査など幅広い場面で利用されています。全身麻酔と異なり、自発呼吸が可能なため、呼吸管理が必要ありません。また、身体的なストレスや心臓への負担も軽減され、安定した状態で治療を受けることができます。治療中は常に麻酔科医が全身の状態を監視し、高血圧や心臓疾患を抱えている患者様にも適用可能です。
高血圧や心疾患、脳血管疾患の経歴があっても、心筋症、甲状腺機能亢進症、不整脈、ステロイドの長期服用、糖尿病、精神発達遅延などの方でも安心してください◎
点滴に使用される薬剤には、輸液や鎮静剤、抗生剤、場合によってはステロイドなどが含まれます。抗生剤は術後の感染予防に効果があり、ステロイドは腫れを抑える役割があります。これらの薬剤は静脈から直接体内に投与されるため、内服薬よりも効果が高くなる傾向があります。
静脈内鎮静法(セデーション)では、施術後の麻酔の効果が速やかに切れるため、全身麻酔のように入院する必要はありません。ただし、効果が薄れる時間には個人差があり、治療後に眠気やふらつきを感じる方もいます。その際は安静にしてからお帰りいただけるよう配慮していますので、ご安心ください。
治療を受ける際に恐怖や痛みに敏感な方々は、治療中の緊張から貧血や不快な気分になることがあります。しかし、静脈内鎮静法(セデーション)を使用することで、心地よく眠りに落ちる状態を作り出すことができます。これにより、治療中に恐れや不安を感じることなく、治療を受けることができます。
治療のことを考えると落ち着かないし、悪いことばかりを想像してしまうような方でも、静脈内鎮静法(セデーション)を利用すると、治療中の記憶がほとんどなくなります。その結果、歯科治療に関する不快なイメージが減り、治療がスムーズに進むでしょう。
先述の内容と重複しますが、高血圧や心疾患などの基礎疾患をお持ちの方でも、静脈内鎮静法(セデーション)による効果で、治療中に血圧や心拍数が安定した状態を保つことができます。常に麻酔科専門医が状態を監視し、全身の管理を徹底しているので、安心して治療を受けることができます。
喉の奥に違和感があると、時に「おえっ」となることがありますね。
患者さまによっては、吐き気を感じやすい方もいらっしゃいます。そうした場合、口腔内の治療が難しくなることがありますが、静脈内鎮静法(セデーション)を導入することで感覚が鈍くなりますので、嘔吐反射が強い方でも安心して治療を受けることができます。
インプラントを埋め込む本数が多いなど、治療に時間がかかる場合、精神的・肉体的な負担が大きくなることがあります。そんなときに静脈内鎮静法(セデーション)を導入すると、健忘効果のおかげで、治療時間が短く感じられることがあります。
静脈内鎮静法(セデーション)を行う場合、通常の歯科診療とは手順が異なってきます。
麻酔科専門医がいくつかの問診を行い、体調などを確認します。もし不安や疑問があれば、遠慮せずに事前にご質問ください。
生体情報モニターを設置します。治療中の血圧や心拍数などを常に監視し、患者さまの安全を確保します。
点滴を使用して、静脈から麻酔薬を徐々に注入します。ほとんどの患者様は1~3分で徐々に眠気を感じ、そのまま安らかな眠りにつかれます。
麻酔が適切に効いているか確認した後、治療を始めさせていただきます。治療中は、患者様の血圧や心拍数を常に確認しながら進めさせていただきます。
治療後は、麻酔が切れるまで静かに過ごしていただきます。眠気やふらつきがないことを確認した後に、お帰りいただけます。
当院では、麻酔科専門医が静脈内鎮静法(セデーション)を行いますので、事前に予約をお願いいたします。
麻酔アレルギーがある場合、静脈内鎮静法(セデーション)の適用が制限されることがあります。
麻酔にアレルギーがある方や、過去に気分が悪くなったことがある方は、必ず事前に歯科医師にご相談ください。
施術当日は、自転車や自動車の運転はお控えください。徒歩や公共交通機関をご利用いただくか、無料送迎サービスをご利用いただけます。インプラント治療で静脈内鎮静法(セデーション)を行う場合、東松戸総合歯科では無料送迎のサービスを提供しています。無料送迎をご利用いただく際には、条件をご確認ください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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10:00~13:30 | ☓ | ● | ● | ● | ● | ▲ | ☓ |
15:00~19:30 | ☓ | ● | ● | ● | ● | ▲ | ☓ |
※定休日は月・日・祝となります。
※土曜日は9:00~14:00/15:30~18:30まで
※治療受付は診療時間終了の30分前までとなります
※処置内容により治療受付時間は異なります