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BLOG今回も「インビザライン」をテーマに取り上げて、装置を付け忘れたときの対処法や予防法についてお話しします。前回の記事と併せて、ぜひご覧くださいね。
装着を忘れたらどうすべき?
治療へのモチベーションがいくら高くとも、慣れないうちは装置をつい付け忘れることがあるはずです。
そのようなときは、どのように対処すればよいのでしょうか?
1枚のマウスピースで移動できる距離は、1週間で0.25mm程度です。1日で、わずか0.036mmという計算になりますね。装置を付け忘れた時間が1枚につき数時間程度であれば、ひとまず経過観察のみで構いません。
「チューイー」と呼ばれるロール状のチューブを使用し、歯と装置を密着させて様子を見ましょう。
1枚につき1日程度であれば、付け忘れても大きな影響を及ぼす心配がありません。
装着日数の延期で対処できるケースが多いので、かかりつけ医に相談して指示を仰ぎましょう。
ただ何らかの事情で、何日間も装着できなかった場合は注意が必要です。治療計画が乱れて期間が大幅に長引いたり、後戻りを起こしたりする恐れがあるでしょう。
付け忘れた期間が1枚につき数日~1週間になると、後戻りのリスクがグッと高まります。数日ぶりに装着したら、ピッタリとはまらず浮いてくることもあるでしょう。
このような場合、計画通りに進めることは困難です。かかりつけ医に相談し、装置を追加で作ってもらってください。
ちなみに装置の作製は、海外で行われているため届くまでに時間を要します。追加作製や作り直しになった時点で、治療期間が延びてしまうことを覚悟しましょう。
うっかり装置の存在を忘れて生活していると、治療が進まないどころから後戻りを起こしてしまいます。
インビザラインで歯列を整える際は、次のポイントに注意しましょう。
治療前は高いモチベーションを持っていたにもかかわらず、いざスタートするとその気持ちが低下する方がいらっしゃいます。
確かに治療をしている数年間、ずっと前向きに取り組むのは簡単なことではありません。
できるだけ早めに、装置の装着をルーチン化して生活の一部にしてください。日々の口腔ケアと同じですね。
さまざまな方法がありますが、装着する場所や時間帯を固定するのがおすすめです。生活スタイルの問題で難しい時は、すでにルーチン化していることのあと(ブラッシングや食事の直後など)に装着することを意識しましょう。
予備として、1つ前の装置を持ち歩くのも有効な手段です。うっかり付け忘れて外出したり、紛失・破損したりしても安心して対処できます。
変形しないよう専用のケースに収納し、毎日使用しているバッグに入れておきましょう。
マウスピースの装着をさぼったり付け忘れたりすると、治療計画が乱れて治療期間が延びる恐れがあります。後戻りによって、以前より歯列が悪化するリスクもあるでしょう。
装着がルーチン化されるまでは意識的に生活し、うっかり付け忘れないよう気を付けてください。
今回紹介した方法はもちろん、付箋メモやスマホのアラームなど自分なりの方法で慣れてもらえれば幸いです。
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