前歯だけ矯正したい人へ！治療法・費用・期間・後悔しないためのポイント

歯並びが気になるものの、「全部じゃなくて前歯だけちょっと整えたい」と思っている方は多いです。

特に、笑ったときの見た目が気になる、前歯の軽いガタつきや隙間を治したいという場合、前歯だけ矯正（部分矯正）するという選択肢があります。

しかし、治療法や費用、リスクについてよく理解しないまま始めてしまうと、後悔することもあります。

この記事では、前歯矯正を検討している方に向けて、治療法・費用・期間・注意点まで、詳しく解説します。

前歯矯正とは？

前歯矯正とは、上下の前歯（通常は犬歯から犬歯までの6本程度）に限定して歯並びを整える治療法です。

全体矯正と比べて矯正範囲が狭いため、治療期間が短く、費用も抑えやすいのが特徴です。

一般的に、以下のような悩みがある人に適しています。

• 前歯の軽いガタつきやねじれ
• 前歯のすきっ歯（空隙歯列）
• 軽度の出っ歯・引っ込み

ただし、かみ合わせ全体に大きな問題がある場合や、奥歯の位置に原因がある場合は部分矯正が適さないこともあるため、事前の診断が重要です。

前歯矯正のメリットとデメリット

このような部分的な矯正は一般的な矯正と比べてどう違うのか、メリットとデメリットを説明していきます。

メリット

治療期間が比較的短く、軽度の症例であれば3〜12ヶ月程度で完了します。

費用も全体矯正に比べて抑えやすく、半額以下になるケースも少なくありません。

また、マウスピース矯正や裏側矯正など目立ちにくい治療法を選ぶことができ、見た目を気にせず治療が進められます。

動かす範囲が限られているため体への負担が少なく、違和感や痛みを軽減できるメリットもあります。

デメリット

前歯矯正は適応できる症例が限られており、前歯だけを動かしても根本的な原因が解消されない場合があります。

また、奥歯や顎全体のバランスが悪いと、かみ合わせに問題が残るリスクもあります。

動かす範囲が小さいため、保定を怠ると後戻りしやすい傾向があり、矯正後の安定性にも注意が必要です。

前歯だけを整えても横顔のバランスなどには限界があり、理想通りの仕上がりにならない可能性もあります。

前歯矯正は「できそうなら早くやりたい」と感じる方が多い一方で、こうしたデメリットや注意点についても十分理解しておくことが大切です。

前歯矯正の主な治療方法

前歯矯正の主な治療方法にはワイヤー矯正とマウスピース矯正があり、症状によっておすすめの矯正方法が異なります。

• ワイヤー矯正
• マウスピース矯正

それぞれの矯正方法を順番に紹介します。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、昔ながらのブラケットとワイヤーを使った方法ですが、部分矯正にも適用できるのが特徴です。

最近では透明や白色の目立ちにくい装置も増えており、見た目への配慮も進んでいます。

比較的複雑な歯の移動にも対応でき、細かい調整がしやすいため、歯科医師が微調整を重ねて理想的な仕上がりを目指せます。

一方で、装置が多少目立つことは避けられません。

当院では目立たない裏側矯正にも対応しています。

詳しくは下記のページをご覧ください。

スマイル歯科クリニック・矯正歯科の裏側矯正を詳しく見てみる

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを交換しながら歯を少しずつ動かしていく方法で、インビザラインやクリアコレクトが代表的です。

目立ちにくく、食事や歯磨きもしやすいのが特徴ですが、決められた装着時間を守る自己管理が必要です。

軽度の歯並びの乱れやすき間には適していますが、複雑な歯の動きや顎のズレを伴う症例では不向きな場合もあります。

前歯矯正の費用相場と治療期間

前歯矯正の費用と期間は治療方法や歯科医院によって差がありますが、目安は以下のとおりです。

※金額、治療期間はあくまでも目安となります。

全体矯正に比べれば負担は小さいものの、決して安い金額ではありません。

追加の検査料、通院費、保定装置の費用などが別途かかる場合もあるため、事前に総額をしっかり確認しておくことが大切です。

当院では、現金・クレジットカード払いの他に24回まで無金利の分割払い（デンタルローン）も可能です。

治療費については下記のページを参考にしてください。

スマイル歯科クリニック・矯正歯科の矯正治療費を確認する

前歯矯正で後悔しないためのポイント

前歯矯正で後悔しないために以下の点に注意しましょう。

• カウンセリングで「治療のゴール」を明確にする
• 症例実績が豊富な歯科医院を選ぶ
• 保定装置を忘れずに使う

順番に説明します。

カウンセリングで「治療のゴール」を明確にする

治療を始める前に、どの歯をどの程度動かすのか、仕上がりのイメージはどうなるのか、横顔のバランスや噛み合わせへの影響はあるのかといった点を説明してもらい、しっかり理解・納得したうえで進めることが大切です。

また、自分が前歯だけ整えれば満足できるのかを事前に考えておくことも重要となってきます。

症例実績が豊富な歯科医院を選ぶ

部分矯正は簡単そうに見えて、全体のバランスを見ながら微調整する技術が必要です。

経験の浅い歯科医師では、歯の傾きや噛み合わせのズレが残るリスクがあります。

部分矯正の症例を多数扱っている歯科医院を選ぶのが安心です。

当院の歯科医師の経験や実績は以下のページを参考にしてみてください。

スマイル歯科クリニック・矯正歯科の歯科医師を見てみる

保定装置を忘れずに使う

矯正後は、移動させた歯が元の位置に戻らないよう固定する「保定」と呼ばれる期間が重要です。

リテーナー（保定装置）は歯科医師の指示通りにしっかり装着し続けましょう。

一般的には数年にわたって保定期間を設けることが多く、これを怠るとせっかく整えた歯並びが元に戻ってしまうリスクもあるので注意してください。

前歯矯正まとめ

前歯矯正は「前歯だけ整えたい」という希望を叶えられる治療法です。

治療法ごとの特徴や、自分の症例に合った方法を選びましょう。

当院は、東海エリアで4つの歯科医院を運営している医療法人スマイルグループが運営しています。

様々な矯正治療を行っていますので、まずはお気軽に無料カウンセリングでお問い合わせください。

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