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BLOG「この歯はもう抜くしかありません」。
そう告げられ、返事ができないまま帰ってきた方は少なくありません。
小牧で抜歯しかないと言われた方からも、「本当に抜くしかないのか」というご相談をいただきます。
抜歯は一度受けると元には戻せない処置です。
だからこそ、返事をする前に確認しておきたいことがあります。
この記事では、抜歯を決める前に聞いておきたい5つの確認事項から、セカンドオピニオンの受け方までを整理しました。
【この記事の監修者】
医療法人スマイル 理事長 尾崎 隆(歯科医師)
1989年歯科医師国家資格取得。
1999年スマイル矯正歯科(現・スマイル歯科クリニック・矯正歯科)開設。
2013年名駅歯科クリニック・矯正歯科、2018年岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科、アルティメイト栄歯科・矯正歯科を開設。
2020年医療法人スマイル設立、理事長就任。
資格・研修歴:USA OBI LEVEL4/MALO CLINIC Educationコース修了(All-on-4・インプラント)/マウスピース矯正・インビザライン認定医
「抜くしかない」と言われて、その場で気持ちの整理がつく方はほとんどいません。
ひとつずつ確認していきます。
ご相談で特に多いのは、「痛みで受診しただけなのに、その日のうちに抜歯を勧められて驚いた」という声です。
天然の歯を失うかどうかの判断ですから、その場で気持ちが追いつかないのは自然なことです。
抜歯は、その日のうちに決めなければならない処置とは限りません。
急な腫れや強い痛みがある場合を除けば、どれくらい待てる状態かを確認できます。
実際の診療でも、「家族と相談してから決めたい」と伝える患者さんは珍しくありません。
迷いの正体は、「なぜ抜かなければならないのか」が腑に落ちていないことにある場合が多いものです。
診断の現場で見ると、画像で何が起きているかまで共有された方は、納得して結論を出せる傾向があります。
必要なのは決断力ではなく判断材料です。
確認しておきたいことは、次の5つに絞れます。
まずは1つ目から見ていきます。
最初に聞きたいのは、どの部分がどの程度悪いから抜歯という結論になったのか、という具体的な根拠です。
「もう限界です」という説明だけでは状態を思い描けません。
画像を見せてもらいながら聞くと理解が進みます。
歯周病の治療、根管治療のやり直し、割れた部分への対応など、状態によって検討される方法は変わります。
抜かずに残す方法を検討したうえでの結論かを確認しましょう。
ただし、適応の可否は精密検査による診断が必要です。
平面のレントゲンだけでは、骨の厚みや根の細かな状態まで把握しきれないことがあります。
歯科用CTのような立体的な画像診断では、どの方向から骨が失われているかを確認できる場合があります。
抜いた場所をそのままにすると噛み合わせが崩れていくため、その後の治療まで含めて考える必要があります。
費用や期間を含めた回復方法の見通しを先に聞いておくと、後から想定外の負担に驚くことが減ります。
強い炎症がある場合を除けば、数週間の猶予がある状態も少なくありません。
「セカンドオピニオンを受けたいのですが、どれくらい待てますか」と聞くのが最も確実です。
公的な調査では、抜歯の原因の大半が3つに集中していることが分かっています。
順に見ていきます。
厚生労働省の健康日本21アクション支援システム「歯の喪失の原因」によると、内訳は歯周病37.1%、むし歯(う蝕)29.2%、破折17.8%で、この3つで約8割を占めます。
原典は公益財団法人8020推進財団の第2回 永久歯の抜歯原因調査 報告書です。
厚生労働省の同じページでは、破折の多くは神経を取った歯(無髄歯)で起きていると考えられており、むし歯に由来するものを合わせると約47%に達すると説明されています。
歯周病は、歯そのものではなく歯を支える骨が溶けていく病気です。
支えを失うと歯が動くようになり、噛むたびに痛みが出ることがあります。
現場で見ると、痛みが出た時点で骨の吸収が進んでいるケースが多く、自覚症状と進行の程度は必ずしも一致しません。
むし歯が歯ぐきの下まで深く進むと、被せ物を支えるための土台が足りなくなります。
無理に被せても細菌が入り込みやすく、短い期間で外れたり再発したりする可能性が高くなります。
歯の根が縦に割れると、割れ目から細菌が入り込み、周囲の骨が溶けていきます。
接着して戻す方法が検討されることもありますが、割れ方や場所によっては適応にならず、抜歯が選ばれることがあります。
根管治療を繰り返しても膿や腫れが引かない場合、根の内部の細菌を取り切れていない可能性があります。
根の先端を外科的に処置する方法も検討されますが、根の形や炎症の広がりによっては適応にならないこともあります。
残せるかどうかは希望ではなく状態で決まり、適応の可否はいずれも精密検査による診断が必要です。
具体的なポイントは次の通りです。
歯ぐきの上に一定の高さの歯質が残っていれば、被せ物で機能を回復できる可能性があります。
一方で、根だけになっていたり大きな割れがあったりする場合は、残しても長く使えない可能性があります。
歯そのものが健康でも、支える骨が失われていれば噛む力に耐えられません。
歯周病の検査では歯と歯ぐきの間の深さや動揺の程度を測り、支えが一定以上残っていれば歯周治療で改善を目指せる場合があります。
歯科用CTを使うと、骨の厚みや欠損の方向を立体的に把握できます。
スマイル歯科クリニック・矯正歯科でも、CTを用いた精密なインプラント治療のページでCTによる診断と専用オペ室の体制を紹介しています。
ただし画像で全てが分かるわけではなく、細い破折線などは処置を進めて初めて確認できることもあります。
残す選択をした場合でも、その後に再治療が必要になる可能性はあります。
どれくらい使える見込みか、再発した時にはどうするのかまで聞いておくと、残す場合と抜く場合を冷静に比べられます。
ここを押さえておかないと、どちらに傾いても後悔が残りやすくなります。
順に見ていきましょう。
「あの時、別の意見も聞いておけばよかった」という声は、抜歯後にいただくご相談でも特に多いものです。
抜いた歯は元に戻せません。
納得できていない段階で返事をしないことが、いちばんの後悔対策になります。
反対に放置すると、炎症によって周囲の骨が失われ、隣の歯まで巻き込むことがあります。
抜いた後にインプラントなどを検討する場合も、骨が減るほど選べる方法は限られやすくなります。
腫れや膿が出ている状態は、細菌による感染が続いているサインです。
一時的に痛みが引いても原因が残っていれば再び強くなるため、迷っている間でも早めにご相談ください。
準備と伝え方を知っておくと、別の歯科医院に相談するハードルは大きく下がります。
以下で詳しく説明します。
レントゲン画像や歯周病検査の結果が手元にあると、相談は進みやすくなります。
紹介状がなくても相談を受け付けている歯科医院は多くあります。
いつから症状があるのか、どのような説明を受けたのかをメモにしておくと、短い時間でも正確に伝えられます。
「大きな決断なので、家族とも相談したうえで別の意見も聞いてみたい」と伝えれば、角が立ちにくくなります。
別の医師の意見を聞くことは一般的に行われており、医療の現場では珍しいことではありません。
聞きたいことを事前に絞っておくと、聞き漏らしを防げます。
紙に書いて持参すると、緊張していても確認しやすくなります。
意見を聞くだけの相談は自費扱いになることがあり、改めて診察や検査を受ける場合は保険診療になることもあります。
スマイル歯科クリニック・矯正歯科ではインプラントの無料カウンセリングを用意しており、来院では約30分、オンラインでは約10分を目安に、複数の治療方法と費用をご説明しています。
来院でのご相談ではCT撮影も無料で行っています。
その後の治療にかかる費用は選ぶ方法によって変わるため、相談の場でご確認ください。
「もう少し早く相談していれば、別の選択肢を選べたかもしれない」というお声を、これまで何度もいただいてきました。
判断材料がないまま結論を出してしまうことほど、もったいないことはありません。
セカンドオピニオンを迷っている方は、3分でわかる治療適性チェックとLINEでの無料相談を、検討段階のうちにご活用ください。
抜歯という結論になった場合も、その後の回復方法まで含めて考えることが大切です。
どの方法が適応になるかは、精密検査による診断が必要です。
それぞれ具体的に紐解いていきます。
抜いた場所を空けたままにすると、両隣の歯が傾き、噛み合っていた歯が伸び出してくることがあります。
噛む刺激がなくなった部分の骨も少しずつ痩せるため、抜歯を決める段階で回復方法まで相談しておくのが現実的です。
抜いた後に噛む力を回復する方法は、大きく3つに分かれます。
いずれも骨や残っている歯の状態によって向き不向きがあり、精密検査による診断を経て選ぶことになります。
スマイル歯科クリニック・矯正歯科では、骨の状態に応じてサイナスリフト・ソケットリフト・GTR法という骨造成の方法を使い分けています。
詳しくは骨が薄い方のインプラント治療をご覧ください。
骨の厚みが3〜5mm以下の場合はサイナスリフト、3〜5mm残っている場合はソケットリフトが検討されるなど、適応は状態によって異なります。
インプラントは自由診療で、医療法人スマイルでは1本あたり29万円〜(税別)が目安です。
これに麻酔や上部構造(被せ物)などの費用が別途必要になり、内訳はスマイル歯科クリニック・矯正歯科の料金ページで確認できます。
支払いは24回まで無金利の分割払い(デンタルローン)が利用でき、インプラント本体には10年保証(半年に一度の定期検診が条件)が設けられています。
インプラント治療は外科処置を伴う自由診療です。
主なリスク・副作用として、術後の腫れや痛み、細菌感染やインプラント周囲炎、骨とインプラントが結合しない可能性、神経や血管の損傷などがあります。
ブリッジや入れ歯は保険が使える範囲もあり、3つの治療法の詳しい比較は「歯が抜けたらどう治す?小牧市で選べる3つの治療法を比較」にまとめています。
インプラント治療の見積もりや術式の選び方は、事前にどこまで把握しているかで、あとから生じる追加費用や治療期間の見通しが変わることがあります。
LINEでの無料相談では、お口の状態に合わせた治療の選択肢と費用の目安を確認できます。
見積もりを比べる前に、以下からお気軽にご相談ください。
相談する歯科医院によって、示される選択肢の幅は変わります。
まずは1つ目から確認します。
抜いた場合と残した場合、それぞれの見通しを並べて説明してもらえるかが最初の目安です。
利点だけでなく、想定されるリスクや再治療の可能性まで説明があるかを見てください。
骨の状態を立体的に確認できる歯科用CTがあるかどうかで、判断に使える情報量は変わります。
どの検査をもとに判断しているのかを聞くと、その医院の診断の進め方が見えてきます。
抜歯を選んだ場合も残す治療を選んだ場合も、その後の経過を見ていく通院が必要です。
保証がある治療では定期検診の受診が条件になっていることもあるため、通う間隔まで確認しておくと続けやすさも判断できます。
スマイル歯科クリニック・矯正歯科は愛知県小牧市城山のピエスタ2階にあり、歯科用CTと専用オペ室を備え、コンピューターガイド手術やノーベルガイドに対応しています。
手術への不安が強い方に向けて静脈内鎮静法も用意しており、麻酔の違いは「寝ている間にインプラント治療はできる?麻酔の違いを解説」で説明しています。
矯正治療3,000症例以上、インプラント年間300症例以上の経験があり、理事長の尾崎隆は1989年に歯科医師免許を取得し、MALO CLINICのAll-on-4・インプラントコースを修了しています。
初回の相談は無料で、お話をうかがい、お口の中を確認したうえで、複数の治療方法と費用をご説明する流れです。
被せ物などの製作にあたっては、医療法人スマイルでは院内に歯科技工士が常駐する体制をとっています。
最後に、抜歯を勧められた方からよくいただく質問をまとめました。
気になる項目から確認してみてください。
多くの場合、その場で返事をする必要はありません。
「持ち帰って考えたい」と伝え、あわせて「どれくらい待てる状態か」を確認しておきましょう。
強い腫れや痛みがある場合は、待てる期間が短くなることもあります。
必ず伝えなければならないという決まりはありません。
ただ、レントゲンや検査結果を提供してもらえると相談が進みやすいため、伝えたほうがスムーズです。
動いている歯が必ず抜歯になるとは限らず、歯周病の治療で炎症が落ち着き、動揺が軽くなる場合もあります。
一方で、支える骨が大きく失われている場合は抜歯が選ばれることがあり、判断には精密検査による診断が必要です。
炎症が続くと、周囲の骨が少しずつ失われていく可能性があります。
骨が減るほど、抜いた後の治療で選べる方法は限られやすくなります。
歯周病の治療や根管治療には、保険が使える範囲があります。
一方で、自費の材料や方法を選んだ場合や、インプラントによる治療は自由診療です。
費用を含めて事前に確認しておくと安心です。
「抜くしかない」と言われた時にまず必要なのは、決断ではなく判断材料です。
抜歯と判断された根拠、残す治療が検討されたか、精密な検査を受けたか、抜いた後の回復方法、別の意見を聞く時間があるか。
この5つを確認するだけで、見え方は大きく変わります。
抜歯の原因は歯周病・むし歯・破折で約8割を占め、状態によっては残す選択が難しい場合もあります。
それでも、納得したうえで決めたかどうかは、その後の受け止め方を大きく左右します。
抜いた後の治療法を具体的に比べたい方は、「歯が抜けたらどう治す?小牧市で選べる3つの治療法を比較」もあわせてご覧ください。
スマイル歯科クリニック・矯正歯科は愛知県小牧市にあり、春日井市・犬山市・江南市・岩倉市からもご相談をいただいています。
矯正治療3,000症例以上、インプラント年間300症例以上の経験、歯科用CTと専用オペ室、静脈内鎮静法への対応、10年保証、24回まで無金利の分割払いといった体制で、「本当に抜くしかないのか知りたい」「他院で難しいと言われた」「費用の見通しが分からない」といったお悩みに向き合っています。
医療法人スマイルは名古屋(名駅・栄)・岐阜・小牧の4院で治療にあたっており、法人全体の取り組みは医療法人スマイル公式サイトでご確認いただけます。
なお、抜歯が必要かどうかの判断は、お口の状態によって一人ひとり異なります。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療方針の決定にあたっては、必ず歯科医師にご相談ください。
ちなみに、これからインプラント治療を検討される方に向けて、「知らないと後悔するインプラント治療の真実!」の小冊子を無料でお渡ししています。
LINEでのご相談のほか、3分でわかる治療適性チェック、実際の症例・費用例、失敗しない医院選びのチェックリスト7項目をご用意していますので、以下のページからお気軽にご活用ください。
【この記事の監修者】
医療法人スマイル 理事長 尾崎 隆(歯科医師)
1989年歯科医師国家資格取得。
1999年スマイル矯正歯科(現・スマイル歯科クリニック・矯正歯科)開設。2013年名駅歯科クリニック・矯正歯科、2018年岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科、アルティメイト栄歯科・矯正歯科を開設。
2020年医療法人スマイル設立、理事長就任。
資格・研修歴:USA OBI LEVEL4/MALO CLINIC Educationコース修了(All-on-4・インプラント)/マウスピース矯正・インビザライン認定医
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